電気は18世紀中頃、フランクリン氏がプラスとマイナスの電気を発見して確立されて以来、第二次産業革命の推進力となり、電気機器は社会や日常生活に欠かせないものへと変貌してきました。

現在は、品質の安定、省エネルギー、高効率のほかRoHs基準などグリーンへの対応等が求められ、また我々が扱う電源（Acアダプター、スイッチング電源、トランス、電子部材等）関連の商品や、インバータを中心とするパワーエレクトロニクス応用機器の普及や電力系統の複雑化により、電源品質の低下のリスクやそれによる受変電設備の障害、電子制御機器の動作障害などのリスク等、電源を取り巻く品質リスクも高まりつつあります。

弊社は高品質をめざした設計理念に基づき、リスクアセスメントや様々な信頼性評価を通過したパーツを採用し、詳細な製造マニュアルの順守と全数検査、全自動システムで管理されたエイジング検査により、合格した商品をお客様へ届けすることを品質管理のプロセスとし、最高品質の製品を提供してゆく所存です。

小さい頃から、実家の先祖代々伝わる五常の徳「仁・義・礼・智・信」の教えを守り、自分のものにすると同時に「利他」の心も生涯忘れることなく持ちつづけ、確乎たる信念をもち、信用を得て顧客と商いをし、エンドユーザーへの最大限の価値の提供に尽くす所存です。

最新のテクノロジ―を創造性とイノベーションでさらに進化させ、業界のトップを走り続けていくことを目指し、テクノロジーを通して社会に貢献する健全な企業を目指して参ります。

金辰電子株式会社(Frecom Japan)
代表取締役社長

金辰の”金”は、金色を指しています。金色は、古代の中国大陸ではすべての色の頂点に君臨する色であり、また価値あるものの象徴でもあります。
そして、”辰”は日月星辰「じつげつせいしん：天体、大空の意味（日は太陽、月は天体の月、星辰は星座）」という四字熟語の1文字で、天体を表します。
そのほか、”辰”には、伝説の生きもので縁起物、運気上昇を表す「龍（干支の辰）」の意味があります。

優れた品質のもの、価値あるものをひろく世界中に提供していく会社をめざす、そして金辰電子という社名にいたしました。

社名の通り、今後も高品質で皆様の身近なところに良い商品を提供しつづるためにより一層の努力をし、「電源業界」の代名詞となるよう、誇りをもってこの名を広めてまいる所存です。